“呪文”が並ぶラブソング 歌詞に込めた思いとは?(2020年8月31日)

業界用語が満載のラブソングがネット上で話題になっています。歌っている4人組には、ある真剣な思いがありました。

 関係者以外には“呪文”のような業界用語が並び、繰り返される「ハカレ」という言葉・・・。そして気になるのが、4人組。その正体とは、測量士。古村禎仁さん(33)は数学大好きな若手測量士です。測量業界が深刻な若手不足に悩むなか、若者に測量に興味を持ってもらおうと若手技術者で「測量Boyz」を結成、次世代を担う若者に贈るメッセージソングとして「恋のトータルステーション」を歌ったのです。動画を作ったのは「北海道測量設計業協会」。もちろん、真面目な組織です。動画をSNS上で公開すると大反響。動画再生回数は2カ月経たずに1万2000回を突破しました。
 建物や道路などを作る際に土地の広さや起伏を測る測量士。災害が起これば橋や道路が崩れ落ちた現場に駆け付け、復旧の第一歩となる測量作業を行います。古村さんは言います。測量士は「達成感があってやりがいがある仕事だ」と・・・。
 そんな熱い思いが業界用語満載のラブソングになりました。そうか、街で見掛けるあの機械は「トータルステーション」って名前なんですね。当初は真面目に測量士の仕事を紹介する動画のはずでしたが、「それでは若者に見てもらえない」と思い切ってこの形にしたそうです。協会は、動画を見て測量士を目指したという話はまだ聞かないが手応えを感じていると話しています。
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