線引きで明暗・・・“時短営業”東京23区で延長(2020年8月27日)

東京都の27日の新型コロナウイルス新規感染者は250人となり、都内で感染が確認された人は2万人を超えました。こうしたなか、小池百合子知事は新たな対策として、今月末までとしていた飲食店などへの時短営業の要請を23区に限って延長すると発表しました。
東京都・小池百合子知事:「今の段階で緩めることなく、引き続き23区内におきましては、酒を提供する店、カラオケ店に、引き続き夜10時までの営業時間短縮を要請します。要請期間は9月1日から15日までとして、1事業者あたり一律15万円の協力金を支給します。なにとぞ、ご理解、ご協力のほどをお願い申し上げます」
都内でも23区とそれ以外で、明暗が分かれる形となり、現場からは戸惑いの声も上がっています。

武蔵野市の吉祥寺駅前にある、通称“ハモニカ横丁”の居酒屋『万両』は対象外となりました。
居酒屋『万両』:「いや、それはうれしいです。じゃないと、うちは午後10時から混むので、(閉店が)午後10時になっちゃうと(売上が)半分くらいになっちゃう」「(Q.すぐ一駅いくと23区に入るが?)そうですね。だから助かりましたよね、武蔵野市なので」

吉祥寺から1駅の西荻窪駅前の飲食店街は、23区内なので来月も時短要請が続きます。場所柄、渋谷や新宿で飲んだ人が2軒目3軒目に利用することが多く、時短営業は大打撃です。
『西荻えるえふるんぐ』會田洋平オーナー:「基本的に西荻とかは午後10時以降にお客さんがいっぱい入るので(売り上げは)当然、半分以下にはなっちゃいます。そういうふうに東京都が要請してきているのが、感染を抑える何かのきっかけになっているんだろうと信じるしかないですね。どこかで区切るしかないんだろうと思うんですけど、結局、吉祥寺に行ったら意味ないだろうなという。よくわからないけど従ってみるしかない」
西荻の常連客:「その1駅で何が変わるんだろうと疑問に思います」「別に23区内と区外で何か違いがあるわけでもないのに、そこで区切られるのは、ちょっとどうかなと思います」

小池知事は『GoToトラベル』の対象に、東京発着を追加するかどうか、来月に判断することとの関連について「基本的には東京都としての判断です。国のキャンペーンがどうされるのかは、国が判断される」と話しました。また、都独自の健康促進アプリを導入する考えも明らかにしました。厚生労働省が運用を始めた、感染者情報を一元的に管理するシステム『HER-SYS』でも、自宅療養者はスマートフォンで健康状態を入力できますが、打ち込まれた情報を一覧で見ることができないなど、保健所の担当者から使いづらいとの声があり、新たに独自のシステムを導入するということです。
東京都・小池百合子知事:「業務が過大、負担が大きくなっている保健所の負担軽減にもつながる。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp