対照的な演説・・・メラニア夫人が人種問題“団結”訴え(2020年8月26日)

アメリカ大統領選挙に向けた共和党の全国大会は2日目を迎え、トランプ大統領の妻・メラニア夫人が登場して、人種差別の問題で大統領とは対照的な姿勢を示しました。
 メラニア夫人:「私たちは多様な人種、宗教、民族で成り立つ、一つの社会に暮らしている。そしてどうか、正義を口実にした暴力や略奪をやめてください。肌の色で人を決して判断しないでください。他人を敬い、互いに団結し、アメリカの理念にふさわしい生き方を目指そうではありませんか」

この演説の背景にあるのは、またも起きてしまった“黒人に対する警察の暴力”です。ウィスコンシン州で23日、ジェイコブ・ブレークさん(29)が警察官に7発、背後から撃たれました。一命は取り留めましたが、下半身がまひし、今後、歩けるようになるかは、絶望的だといいます。瞬く間に抗議活動が広がり、州知事が非常事態を宣言しましたが、事態はさらに悪化。25日深夜、デモ隊3人が撃たれ、2人が死亡しました。現地メディアによりますと、銃で武装した地元住民が、デモ隊と衝突したとみられます。人種差別の撤廃を求めるブラック・ライブズ・マター運動ですが、一部での治安の悪化が、住民の分断を引き起こしています。ブレークさんの母親は、平静を呼び掛けました。
 ブレークさんの母親:「少し立ち止まって考え、自分の心に聞いてみてください。私は美しい褐色の肌を持っています。皆さん、ご自分の手を見てください。どんな色であったとしても、同じく美しいのです。私は白人だけではなく、すべての人に言いたい。黒人、日本人、中国人、赤い肌、褐色の肌、人種に優劣などないのです。 私たちは合衆国です。それなのに団結していますか。
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