連続在職1位”と“体調不安”『ポスト安倍』は・・・(2020年8月24日)

安倍総理の連続在職日数が24日で2799日となり、佐藤栄作元総理の記録抜き、歴代最長となりました。最優先課題として掲げてきたのが経済政策です。“安倍カラー”を前面に打ち出した政策にも取り組みました。特定秘密保護法の成立、さらに、集団的自衛権の行使容認。反対の声を押し切って実現させました。たびたび、支持率急落の局面を迎えながら、長期政権の原動力となったのが、国政選挙での勝利です。ただ、“安倍1強”は、ひずみも生み出しました。『森友問題』では公文書の改ざんが発覚。『桜を見る会』でも野党から“権力の私物化”だと追及を受けました。今年に入ってからは、新型コロナウイルスの感染が拡大。失速していたアベノミクスに追い打ちをかけ、GDP=国内総生産は、戦後最大の落ち込みとなりました。

報道ステーションが、22日、23日に実施した世論調査では、安倍総理の7年8カ月の政権運営について『評価する』人は45%で、『評価しない』人は39%でした。内閣支持率は37.4%で、先月の調査からやや回復しましたが、依然として低い水準です。

こうしたなか、安倍総理の健康不安が取り沙汰されています。安倍総理は24日午前、慶応大学病院を訪れました。2週連続となります。官邸側は「先週の受診時に、また来るよう言われていた」と説明しています。
 安倍総理:「きょうは先週の検査を詳しく伺い、追加的な検査を行った。体調管理に万全を期して、これからも仕事を頑張りたい」
安倍総理は、2007年の参院選に大敗した後、持病の潰瘍性大腸炎が悪化し、突然、辞任した経緯があります。今回、その持病が悪化しているとの見方が広がっています。
 政府高官:「持病の薬が効いていないようだ。病院で薬のバランスを調整したそうだ」

今後の政権運営はどうなるのでしょうか。ジャーナリストの後藤謙次氏に聞きました。
 後藤謙次氏:「17日に最初の健康診断で、慶応大学病院に行った時には、2つの受け止めがあった。一つは、もうここは幕引きの時期だという見方と、もう一つは、治療しながら公務を続ける。追加的な検査を受けたということを安倍総理自身が言っているので、この結果を聞きに、そう遠くない時期に再び、慶応大学病院に行くというのが見えてきた。となると当面は、治療を続けながら公務を続けるという選択を現段階では取ったのではないか。安倍総理は、13年前に、一方的に記者会見をして辞めて、その後に今回と同じ慶応大学病院に入院している。その退陣の仕方が『政権放り出しだ』と批判された。今度のパターンも、それだけは、何とか避けたいという思いは強いと思う」
鍵を握るのは、9月中旬に予定されている自民党の役員人事だと指摘します。
 後藤謙次氏:「(総理が)党役員人事を自分の手でやるとなると、任期1年だから、1年間、この体制で行きますよということは、“1年続投宣言”にも等しくなる」
ポスト安倍について
 後藤謙次氏:「麻生副総理に一時期、臨時代理やって、いわゆる臨時政権。政権ナンバー2の、事実上の大番頭である菅官房長官がそのままなるのか。石破元幹事長のように、今の安倍政治は変えなければいけないんだと。そこのせめぎあい。
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