「抗原検査キット」導入へ PCR検査との違いは?(20/05/12)

新型コロナウイルスの感染を約30分で確認することができる抗原検査の診断キットが、13日に承認されます。これまで行われているPCR検査とはどう違うのでしょうか。

 厚生労働省は、新型コロナに感染しているかを診断する抗原検査のキットについて13日、承認することを明かしました。安倍総理大臣は先週、実施の遅れが指摘されているPCR検査を補う手段として抗原検査の導入に意欲を示していました。また、この人も・・・。
 小池東京都知事:「『抗原検査』については国の承認があすですかね、あすにも(承認が)下りるということで、できれば早いうちにと。特に抗体検査の方を早めに進める可能性があります」
 これまで感染を診断するのはPCR検査だけでしたが、新たに抗原検査も加わります。PCR検査と抗原検査は現在、感染しているかを調べるもので、抗体検査は過去に感染したかどうかを調べるものです。PCR検査はウイルスの遺伝子を増幅させて配列を調べるため、4時間から6時間かかるのに対して抗原検査は綿棒で鼻や喉の粘液を採取し、新型コロナを構成するたんぱく質を判定。約30分で結果が出ます。
 抗原検査はアメリカで9日に認可されていて、日本では大手検査試薬メーカー「富士レビオ」が、先月27日に厚労省に薬事申請しています。検査キットはPCR検査に比べて低コストで製造が可能で、検査場所も街のクリニックなどですぐにできて重症患者の早期対応や検査件数の大幅な増加につながると期待されています。
 しかし、その一方で簡易な検査のため、PCR検査に比べて精度が低い面もあるといいます。また、検査の方法上、飛沫(ひまつ)を浴びる可能性が高いため、医師の感染リスクも高まって検査時の装備の拡充も大切だといいます。
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