欧州で“ロックダウン”緩和 ロシアでは感染拡大(20/05/12)

外出制限が約2カ月ぶりに緩和されたフランスでは、地下鉄や飲食店に人があふれています。マスクをしない人まで出てきています。

 規制や制限が緩められても、結果は国によって異なります。例えば、11日朝のパリ。この日から外出制限が緩和され、駅には人があふれました。全店舗の営業再開が許可されたドイツ。パブは11日に久々に店を開けました。店内では距離が取れない席やサッカーゲームを使用禁止にしたといいます。ただ、マスクをせずにそれなりの距離で語らう人も大勢います。
 こうした国々と比べ、様子が異なるのがロシア。12日から建設などの分野で経済活動が再開されました。しかし、赤の広場へと続くモスクワ随一の繁華街では、通りに並ぶレストランや土産物店は3月末から閉鎖されたままとなっています。こうした店舗の営業再開は早くても6月以降とみられていて、街がかつてのにぎわいを取り戻すにはまだまだ時間がかかりそうです。景気悪化と原油安であえぐロシア。感染者数もスペインやイギリスを抜き、世界で2番目に。モスクワでは今も臨時病院が造られています。規制緩和を巡るそれぞれの判断はどんな結果をもたらすのか。
 参考となりそうなのが中国です。まずは景気の良い話。中国屈指のリゾート地の海南省三亜市は来月、100組のカップルを招待します。結婚式や宿泊、観光などが無料で提供されるといいます。ただ、中国ではここにきて新たな感染者も出始めました。吉林省では10日までに14人の感染を確認。これは73日ぶりの陽性判定です。武漢でも35日ぶりに感染者が。武漢市は「10日間大戦争」と銘打って、市民など1400万人を対象にPCR検査を行うといいます。
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