“緊急事態宣言”週末に一定の効果・・・人減らぬ場所も(20/04/13)

緊急事態宣言後、初めての週末が終わりました。「8割減」は達成できているのでしょうか。そして、1カ月で大丈夫なのでしょうか。そうしたなか、政府が導入を検討しているコロナ対策アプリが注目されています。

 緊急事態宣言後、初の週末。人々はどう行動したのでしょう。東京・渋谷のスクランブル交差点は、1カ月半前の2月末の週末と比較すると人通りはかなりまばらに。東京・池袋でも都の休業要請によって多くの店がシャッターを閉め、街は閑散としました。
 また、大阪府梅田も天候の悪さも後押しし、人通りはわずか。さらに兵庫県神戸市では普段、大勢の人でにぎわうハーバーランドもほとんどの施設が臨時休業のため、人の姿が消えました。
 街の様子が一変した地域もあった、この週末。内閣官房のホームページで公表されたデータによりますと、感染拡大する以前と先週末を比較した人の動きは渋谷周辺で約7割、梅田周辺では約8割も減少したことが分かりました。
 東京都・小池知事:「大きな繁華街からは本当に人が消えたような、これまでにない見たことのない光景になっています」
 感染拡大をくい止める大きな一歩と思いきや・・・。
 東京都・小池知事:「一方で、地域の商店街などには大変、家族連れが出て、むしろ密を皆で結果的に作ってしまったという状況だと思います」
 一体、どういうことなのか。12日、都心から電車で20分ほどの吉祥寺の商店街にはこんな光景がありました。
 買い物客:「都心に行くまでの電車とかの方がちょっと怖いかなと思う」
 商店街の薬局:「想像と比べるよりは、倍はいるかと」「(Q.むしろ増えた?)増えたと思います」
 繁華街などから人が消えた一方、生活の一部になっている街の商店街はこれまでとほとんど変わらなかったのです。
 さらに、いち早く独自の緊急事態宣言を出し、感染が収まったかに見えた北海道では状況が一変。
 北海道・鈴木知事:「一斉休業の措置を取る」
 再び感染者が増加したことを受け、札幌市内の小中高の学校を再び臨時休校にすると決定。感染の「第2波」が起こっているとみられます。そして、1週間が始まった13日、東京駅には仕事へ向かう多くの人の姿が見られました。週末とは違う、人のいる風景・・・。
 安倍総理大臣:「オフィスでの仕事は原則、自宅で行えるようにする。どうしても出勤することが必要な場合でも、出勤者を7割減らす」
 11日に安倍総理は「出勤者の7割減」を目指すよう呼び掛けましたが、これでは週末に外出を自粛しても同じことなのでは。
 また、政府は濃厚接触者を記録できるアプリの導入を検討。感染経路の把握を徹底しようとしていますが、そもそも人が出歩けば、感染は食い止められません。
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