病院“クラスター”防止へ 初診オンライン診療開始(20/04/13)

新型コロナウイルスの感染者は13日午後8時現在、全国で256人増加し、国内感染者の累計7497人となりました。懸念されている病院のクラスター感染の疑いも次々と発生しています。

富山市の富山市民病院では、医師や看護師、入院患者など16人の感染がわかっています。病院によりますと、病院関係者3人のうち、2人が金沢市に住む40代と30代の男性医師ということです。2人はいずれも、最初の感染が確認された整形外科の医師で、40代の医師は10日まで、30代医師も9日まで勤務し、外来や手術などにあたっていたということです。富山市は、クラスター対策班の派遣要請に入っています。

東京都中野区にある総合東京病院では、看護師4人と患者1人の感染が確認されました。病院によりますと、3日に看護師1人が発熱し、9日に陽性と判明しました。その後、この看護師が勤務していた病棟に入院中の患者1人と看護師3人の感染が明らかになりました。病院は、安全が確認できるまでは、外来診療については新規患者の診療を見合わせ、再診察のみの対応にし、救急の受け入れも行わないとしています。

中野区の中野江古田病院では、入院患者や医師、看護師など合わせて92人が感染しました。最近までこの病院の職員だった女性が取材に応じました。
 中野江古田病院の職員だった女性:「最後までお知らせは全くなかった。私たちも知らず、4日にも入院患者、救急もとっていたので、『大丈夫なのかね』とスタッフ間で話していた。怒りですね。医療従事者は倒れてはいけない状況だと思う。(感染者が出たという)その情報も何も知らせてもらえなくて、うつっている方もいらっしゃるので、何でもっと早く情報をくれなかったのだろうと。(院内保育の)保育室の先生にもコロナ患者が出たことを全く知らせていなくて、先生たちもとても困惑している状況。とても病棟の看護師さんたちは怖い思いをしていたと思います」
番組の問い合わせに対し、中野江古田病院は「担当者が不在でお答えできない」と回答しています。

こうしたなか、13日に初診でのオンライン診療が解禁されました。患者から電話などでの診療を求められた医師が、電話や情報通信機器を用いた診療で、診断や処方が必要と判断した場合にオンライン診療を行うことができます。患者は銀行振り込みやクレジットカード決済などで支払いを行います。薬の受け取りについては、医療機関と薬局で処方せんの情報共有を行い、患者は、薬局で受け取るか、対応している薬局では郵送で処方されるという。

 みいクリニック・宮田俊男院長:「非常に画期的だと思います。感染者数も増えていますし、特に症状がない感染者も増えていますので、オンラインで離れた状態で診療を進められるのは、非常に有意義。
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