東京で新たに181人感染 各県は患者の対応に苦慮(20/04/09)

緊急事態宣言が出た7つの都府県のなかには、病床不足に陥っている地域があります。9日午後、東京都で新たに181人が感染したことが分かりました。

 感染の拡大が止まりません。東京都で9日に確認された感染者の数は181人。これまでで最も多い人数です。神奈川県でも8日の64人に続き、9日午後4時現在で19人。そして、千葉県でも30人の感染が確認されるなど国内の感染者は5000人を超えています。
 感染が広がるなか、自民党の党本部を訪れたのはバーやナイトクラブの経営者らです。目的は岸田文雄政調会長に要請書を手渡すこと。東京都の小池知事がバーやスナック、ナイトクラブなどへの出入り自粛を呼び掛けるなか、すでに多くの店舗が壊滅的な打撃を受けているといいます。そこで求めたのが、他の中小企業や個人事業主と同等の補償です。
 埼玉県では感染者を入院させるためのベッドが足りなくなる恐れが出てきています。県が確保しているベッド数は225床。すでに約100人が入院しています。そして、感染が確認されて入院を待っているのが約100人。残るベッドはわずか十数床です。県では感染症病棟だけではなく、一般の病棟での受け入れも増やそうとしていますが・・・。
 埼玉県・大野元裕知事:「一般病棟について言うと、正直なかなか受け入れを表明した病院がないという状況が今、あります」
 そのため、症状が軽い人や回復して検査結果を待っている人については病院以外の施設に収容する準備も進めています。
 神奈川県が無症状や軽症の感染者の療養施設として使う葉山町の湘南国際村センターを公開しました。本来は研修などで使われる施設ですが、感染者だけが使うために今回、県が丸ごと借りました。約100室が用意されていて、施設内では汚染区域と安全な区域を分けるための目張りや感染者の順路が示された矢印などがあります。長期間過ごすことになる部屋は、患者は基本的には部屋の中にとどまることになりますが、窓を開けて外の空気を吸うことができるということです。そして、この施設を担当するスタッフですが・・・。
 神奈川県・黒岩祐治知事:「誰が対応するのか?といったことですけど、『県庁職員』のなかから募りました。そうしたら多くの職員が手を挙げてくれました」
 この施設では志願した県庁職員約20人が交代で24時間常駐することになります。職員たちはこの仕事のために感染症対策の専門家から防護服の着脱なども含めて一から学んだそうです。また、日中は県立の看護学校の教員も看護師として対応するといいます。
 神奈川県・黒岩祐治知事:「志を持って患者さんの対応にあたるといったことの想いを出してくれて、本当に心から感謝を申し上げる」
 一方、緊急事態宣言の対象になっていない愛知県では7日、8日と続けて20人以上の感染者が確認されています。こうした状況を受け大村知事は・・・。
 愛知県・大村秀章知事:「関係方面に対し、この法律に基づく緊急事態宣言の対象地域に愛知県も指定をして頂くように要請をし、調整に入っております。政府におきましては、速やかにその方向で調整し、検討をして頂くものと考えております」
 ただ、菅官房長官は・・・。
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