“コロナショック”の農家救う 野菜を無料で提供(20/03/30)

新型コロナウイルスの影響で飲食店の客足が落ち、多くの食材が行き場を失なっています。そうしたなか、廃棄されてしまう野菜を減らそうという取り組みが始まっています。

 東京・港区のレストラン。おしゃれに昼食を楽しんだ後はもう1つ、お楽しみが。レタス丸ごと1玉が無料でプレゼントされるのです。他の店舗と合わせて1400玉が用意されました。このレタス、もともとは飲食店で使う食材として契約し、生産されました。しかし、コロナの影響で外食産業にブレーキがかかるなか、行き場を失ってしまったのです。
 浜松町にビストロおじさまを。sasaya・千葉正人店長:「どうしても、僕らが仕入れないとダブついてしまう状況は現状生まれている。せっかく作ってくれた素材を破棄してしまう。かなり痛ましい状況になってしまっていたので」
 そこに救世主が。飲食店を運営するスパイスワークス。こうした野菜を買い取り、店で客にプレゼントしたのです。農家も客もウィンウィンで万々歳。しかし、疑問も。外出自粛や買いだめで小売店は食品が必要なはず。スーパーなどに卸せないのですか?
 当初農家と契約したフードサプライ・竹川敦史代表取締役:「キャベツ(やレタス)は『外食用』と『スーパー用』に作っているものがある。『外食用』のキャベツ(やレタス)が余っている」
 全国スーパーマーケット協会によれば、飲食店用と小売店用の垣根を外すと価格の相場が崩れます。そもそも飲食店は、てこ入れが欠かせない状況です。野菜のプレゼントは来月1日も実施。都内の41店舗でレタス約1400玉が配られます。
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